【放課後：小森の話】

小森の昔～今までの箇条書き。

【昔の話】小森は高一の後半くらいまで、耳にたくさんピアスをつけてました。

・中学三年生の時にすっごく好きなヒトができて、そして付き合うことになってすっかり舞い上がる。
・ある日その相手がピアスをつけるって話になって自分も一緒にやる。
・でもその相手とはあんまり続かなくってすぐに別れる。
（別れ際にめちゃくちゃ暴言を吐いたので、気持ち的にはすっきりしているつもりだった。）
・でも心のどこかでは穴が空いたまま、耳に空いた穴も塞がないまま進級。

・気付いたら辛い事嫌な事がある度に衝動的にピアスの穴を空ける様になっていた。
・高校一年の初め頃はとくに酷くて、たくさんピアスをつけてた。
・ただ本人はいたって普通で、何も変化なく過ごしているし髪で耳元もよく見えないから、家族も友達もだれも気付かない。
・やりすぎは良くない事だと分かっていても止められない、「ああ、結局忘れてないんだ。」と思うたびに自己嫌悪イライライラ。
・ピアスのことを少しでも見られたり触れられたりすると異常なまでに反応する。

・ある日、同級生にそれがバレて、助けられて、自分の中でケジメをつけようと意識するようになった。
・それからピアスは全て外して、数個だけ残して捨てました。

・昔は今よりももう少し大人しい性格でしたが、これをきっかけにもっとズバズバ物を言う正確になったんだと思います。
・同級生さんに助けられたのは元より、その前後で生徒会への勧誘の話があったのかなあ。


【今の話】今ではたくさん開いてた穴もほとんど塞がって、跡だけが残ってます。



エ/ネコロロ♂月森　菫
中三の時に好きになった相手、一つ上の先輩。
一見人当たりは良いけど、性格悪い。
高校進学したけどすぐに転校、そして留年現役高校三年生。たまに小森と出会ってはからかったりする